yukimis blog

それが、yukimiクオリティ。ほとんど、ソロ活。
yukimis blog TOP  >  建築探訪~久野節

東武スカイツリーライン 浅草駅

.
東武線の浅草駅、今まではこの写真の通り、これが単にビルの外壁だと思っていましたが、なんとアルミ製のカバー。

山手線にも接続しない中途半端な終着駅と内心、ひやかしの感を抱いていましたが、このブログを始めてから、実はこの建物が、昭和初期を代表するアール・デコ様式による大規模建築物の一つであることを知りました。
カバーの中を見てみたいなと思っていましたが、スカイツリー開業に合わせて復元・改修工事がなされ、ついにベールを脱ぎ竣工時の姿がよみがえりました。

浅草駅が誕生したのは昭和6年(1931)、現在のとうきょうスカイツリー駅との間、1.1キロが開通したときでした。設計は鉄道省の初代建築課長であった建築家 久野 節。ビルの中にホームがすっぽり納まるほどの大きなビルは浅草の街の中でも一際目立っていました。

【浅草駅、久野節 関連記事】
2010.3.16 東武伊勢崎線 浅草駅

2011.3.5 東武鉄道浅草駅ビル復刻

ビルのてっぺんの MTSUYa asakusa の部分は時計台だったんですね。
 

ビルの後方には往時の姿をちょこっとだけ見られましたが、お色直ししてありました。
 

駅を出てすぐの急カーブ相変わらずです。
 

空襲にもよくぞ耐え抜きました。
 

よろしければ是非クリックして下さいバッド(下向き矢印) [510]

[ 2012年06月08日 07:37 ] カテゴリ:建築探訪~久野節 | TB(0) | CM(0)

東武鉄道浅草駅ビル復刻

今朝の日本経済新聞の東京面の記事に注目すべき記事が。。。。
「浅草駅ビル改装」
来春、東京スカイツリー開業の頃までに外壁を補修し、現在のクリーム色のカバーを取り外し、80年前の開業当時の姿に戻すとのこと。今の外観ではハッキリ言って6両編成しか入らないショボい終着駅のイメージしかありませんが、来年の改装工事完了時にはどのような姿をあらわすのでしょうか。
この浅草駅ビルの設計は久野節氏。yukimi’s blogでも現存する代表的な設計作品をご紹介してきましたが、改装後の浅草駅の姿に期待しつつ過去の記事を再掲します。
。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。

【2009.8.7 久野節メモリアル】
久々の建築家シリーズ。今回は久野 節 氏 です。久野氏は明治15年(1882)生まれ。東京帝国大学建築学科卒。鉄道省の初代建築課長でもあり、駅ビルの設計も手がけておりました。後年は戸田建設相談役に就任、昭和37年(1962)の今日8月7日、80歳で逝去なされました。

東武ビル(東武鉄道浅草駅 昭和6年)
東武鉄道の浅草駅です。東京メトロ半蔵門線との乗り入れにより、ちょっと寂しくなりましたが、やはり日光へ行くなら浅草からというイメージが強いです。

昭和6年、浅草雷門駅として開業し、東京初のターミナルデパートとして松屋浅草店がテナントに入りました。外壁にはカーテンウォールが施されて往時の面影はありませんが、建物の北側に垣間見ることが出来ます。
 
 

東武線の1番線の横のアーチ状の窓もかつては外からも見えたのでしょう。

.
南海ビルディング(南海電気鉄道難波駅 昭和7年)
昭和4年(1929)に完成した梅田の阪急のビルに触発されて、南海電気鉄道が難波で建設した巨大なターミナルデパートビルです。高島屋大阪店が完成時からテナントとして入居していますが、我が国最初の冷暖房装備の百貨店でした。

昭和初期のネオ・ルネッサンス洋式の近代建築として貴重な建物です。平成19年(2007)から始まった改修、美装化工事も終盤です。

正面入口の上にある、創業時のの社章「羽車」をモチーフにしたモニュメント。

難波駅が出来たのは明治18年(1885)、この南海ビルディングが建ったのが昭和7年(1932)、今回のリノベーションの完成は平成21年(2009)。難波駅の吹き抜けになっている正面入口:ウェルカムロビーの上部に「NAMBA STATION 1885, NANKAI BUILDING 1932,RENOVATED IN 2009」と彫られています。

.

【2009.9.22 久野節メモリアル2】
蒲郡ホテル(蒲郡プリンスホテル 昭和9年)
竹島と対峙する丘の上に建つクラシカルホテルです。もともとは名古屋の老舗繊維商社 株式会社滝兵商店(現株式会社タキヒョー)の創業家が昭和9年(1934)に竣工・開業した蒲郡ホテルが前身で、鉄道省指定第1号の国際観光ホテルでした。設計は元鉄道省初代建築課長で建築家の久野 節です。2009.8.7久野節メモリアル の記事で紹介したとおり、東武の浅草駅、難波の南海ビルの設計者でもあります。

昭和55年(1980)、 タキヒヨーの経営悪化のあおりで廃業、蒲郡市が周辺の乱開発防止のため、ホテルおよび周辺の土地を買収しました。その後、西武グループに売却され、昭和63年(1987)に蒲郡プリンスホテルとして開業し現在に至っています。

城郭風建築上部の天守閣部分は、鉄道省が「遠く鳥羽まで見渡せること」を建設の条件としたため、急遽設置されたそうです。蒲郡ホテル時代は展望室と呼ばれていました。

客室数は27室。多くの皇族や有名人が宿泊し、映画やドラマのロケにも多く使用されました。最近ではドラマ「華麗なる一族」第3回に出てくる「ヴィラ舞子浜」として。

.
【2009.10.30 久野節メモリアル3】
近鉄 宇治山田駅(昭和6年)
伊勢神宮参拝のためのターミナル駅、近鉄 宇治山田駅です。

駅舎は開業当時の建築で、以前 yukimi’s blog でも紹介した東武浅草ビル、大阪難波の南海ビルディングそして蒲郡プリンスホテルを設計した久野節の設計です。

幅120m、3階建ての堂々たる駅舎外壁はクリーム色のテラコッタ・タイルで装飾され、伊勢神宮の玄関にふさわしい風格を漂わせています。平成13年(2001)に国の登録有形文化財に登録され、第1回中部の駅百選の選定駅でもあります。

駅舎内には貴賓室があり、皇族や総理大臣の伊勢神宮参拝時に使われています。コンコースの天井は高く、八角形の窓や照明がお上品ピカピカ
 

よろしければ是非クリックして下さいバッド(下向き矢印)  [536.532.493]

[ 2011年03月05日 20:45 ] カテゴリ:建築探訪~久野節 | TB(0) | CM(0)

久野節メモリアル2 蒲郡プリンスホテル

竹島と対峙する丘の上に建つクラシカルホテルです。もともとは名古屋の老舗繊維商社 株式会社滝兵商店(現株式会社タキヒョー)の創業家が昭和9年(1934)に竣工・開業した蒲郡ホテルが前身で、鉄道省指定第1号の国際観光ホテルでした。設計は元鉄道省初代建築課長で建築家の久野 節です。2009.8.7久野節メモリアル の記事で紹介したとおり、東武の浅草駅、難波の南海ビルの設計者でもあります。

昭和55年(1980)、 タキヒヨーの経営悪化のあおりで廃業、蒲郡市が周辺の乱開発防止のため、ホテルおよび周辺の土地を買収しました。その後、西武グループに売却され、昭和63年(1987)に蒲郡プリンスホテルとして開業し現在に至っています。

城郭風建築上部の天守閣部分は、鉄道省が「遠く鳥羽まで見渡せること」を建設の条件としたため、急遽設置されたそうです。蒲郡ホテル時代は展望室と呼ばれていました。

客室数は27室。多くの皇族や有名人が宿泊し、映画やドラマのロケにも多く使用されました。最近ではドラマ「華麗なる一族」第3回に出てくる「ヴィラ舞子浜」です。

[ 2009年09月22日 07:38 ] カテゴリ:建築探訪~久野節 | TB(0) | CM(0)

久野節メモリアル

久々の建築家シリーズ。今回は久野 節 氏 です。久野氏は明治15年(1882)生まれ。東京帝国大学建築学科卒。鉄道省の初代建築課長でもあり、駅ビルの設計も手がけておりました。後年は戸田建設相談役に就任、昭和37年(1962)の今日8月7日、80歳で逝去なされました。

.
東武ビル(東武鉄道浅草駅 昭和6年)

東武鉄道の浅草駅です。東京メトロ半蔵門線との乗り入れにより、ちょっと寂しくなりましたが、やはり日光へ行くなら浅草からというイメージが強いです。

昭和6年、浅草雷門駅として開業し、東京初のターミナルデパートとして松屋浅草店がテナントに入りました。外壁にはカーテンウォールが施されて往時の面影はありませんが、建物の北側に垣間見ることが出来ます。
 
 

東武線の1番線の横のアーチ状の窓もかつては外からも見えたのでしょう。

.
南海ビルディング(南海電気鉄道難波駅 昭和7年)

昭和4年(1929)に完成した梅田の阪急のビルに触発されて、南海電気鉄道が難波で建設した巨大なターミナルデパートビルです。高島屋大阪店が完成時からテナントとして入居していますが、我が国最初の冷暖房装備の百貨店でした。

昭和初期のネオ・ルネッサンス洋式の近代建築として貴重な建物です。平成19年(2007)から始まった改修、美装化工事も終盤です。

正面入口の上にある、創業時のの社章「羽車」をモチーフにしたモニュメント。

難波駅が出来たのは明治18年(1885)、この南海ビルディングが建ったのが昭和7年(1932)、今回のリノベーションの完成は平成21年(2009)。難波駅の吹き抜けになっている正面入口:ウェルカムロビーの上部に「NAMBA STATION 1885, NANKAI BUILDING 1932,RENOVATED IN 2009」と彫られています。

.
三重県のあの駅はいつか別の機会に。。。

よろしければ是非クリックして下さいバッド(下向き矢印) [516]

[ 2009年08月07日 20:23 ] カテゴリ:建築探訪~久野節 | TB(0) | CM(0)
プロフィール

yukimi

Author:yukimi
yukimis blog

カウンター
08/3/20~:
13/2/24~:
カレンダー
04 | 2017/05 | 06
- 1 2 3 4 5 6
7 8 9 10 11 12 13
14 15 16 17 18 19 20
21 22 23 24 25 26 27
28 29 30 31 - - -
月別アーカイブ(全件)
カテゴリ
検索フォーム
ブロとも申請フォーム